
こんにちは!ぐっしーです(X@Gussie_Games)
宇宙を舞台に、たった22分で滅びる太陽系を何度も旅する――。
『Outer Wilds(アウターワイルズ)』は、探索と発見の喜びを極限まで凝縮したインディーゲーム。
知識が「経験値」になる、他にないタイプの“体験型SFアドベンチャー”です。
目次
このゲームを簡単に説明
10点満点中【8点】
- 22分で滅ぶ宇宙を何度も探索する“知識が進行度”のアドベンチャー
- マーカーも戦闘もなし、観察と発見だけで真実に迫る
- 美しい音楽と孤独感が刺さる、インディー界屈指の名作
作品紹介
作品紹介 | |||
製品名 | Outer Wilds | ||
ハード | Nintendo Switch他 | ||
ジャンル | アクション・アドベンチャー、オープンワールド探索 | ||
発売元 | Annapurna Interactive | ||
開発元 | Mobius Digital | ||
発売日 | 2023年12月7日(Switch) | ||
総プレイ時間 |
プレイした感想
世界観とか
『Outer Wilds』は、プレイヤーが宇宙探査隊の一員として、小さな太陽系を自由に探索するオープンワールド型のアドベンチャー。
最大の特徴は「22分のタイムループ」。時間が経つと太陽が超新星爆発を起こし、世界がリセットされます。
ただし、ループを繰り返してもプレイヤーの“知識”だけは引き継がれる――この仕組みがゲーム全体の鍵です。

主人公たちはヒーシアン?と呼ばれている四つ目の宇宙人
ノマイという羊のような宇宙人が残した先進宇宙科学を解析して宇宙船を作り上げます
彼らが宇宙各地に残した文明の軌跡を探索していくというのが主な目的となります


彼らが残した遺跡の文字を解析して宇宙の謎を解明していく

このゲームも特徴として22分で宇宙が滅びるということ
キャラクターの記憶・経験、探査記録は残されるのですが
限られた時間の中で目的を持って探索を行う。このゲームの独自性となっています



プレイしてて思い出したゲームがゼルダの伝説『ムジュラの仮面』です
ゲーム性の発想としては新しいわけではないと思いますが
宇宙探索×タイムリープ という面白い組み合わせです
宇宙船内部。機械的な無機質なものではなく屋根裏部屋のような内部
燃料・酸素補給が行えます


主人公たちの星では小型宇宙船で練習ができ、星の内部で無重力訓練ができます


良かった点
探索と発見の一体感がすごい

マップ上にマーカーや目的地がほとんどなく、全ては自分の好奇心次第。
「あの星の地形が変わってる?」「あの遺跡に入れそうだ」など、観察がすべて手がかりになります。
知識が進行度になるデザイン
敵を倒したりレベルを上げたりする代わりに、“仕組みを理解する”ことが進行そのもの。
一度わかってしまえば、次のループで一気に核心へ迫ることも可能です。
宇宙人のワープ機構など慣れてしまえば宇宙探査はお手のもの

音楽と雰囲気が最高
ギターの音色や木製ロケットの質感など、レトロで温かみのある世界観。
「孤独だけど、確かに生きている宇宙」を感じさせてくれます。

気になった点
ヒントが少なく迷いやすい
自由度が高い反面、どこに行けばいいのか分からなくなることも多いです。
詰まった時は冷静に「何を知っているか」を整理する必要があります。
ドラクエのようなもので基本的に「村人に聞く」といった感じです
操作性
重力や慣性の影響がリアルなので、宇宙船の操縦に少し練習が必要。
酔いやすい人はカメラ感度を下げると快適です。
科学的な整合性
星の内部で無重力訓練ができたり、星同士が近いため実際の宇宙に近いのかと言われるとエンタメ性が強いと言えます。
22分で滅びるというテーマな以上仕方ないですがプレイする上では決してデメリットというわけではないです
リアルな宇宙開発・探索が行いたいならKSPが良いと思います
まとめ
『Outer Wilds』は、戦闘もレベルアップもないのに、驚くほど濃密な冒険を味わえる作品です。
世界観が気に入るかどうかが別れると思いますが僕はとても楽しめました。
知識と観察力を頼りに、滅びゆく太陽系の真実を少しずつ解き明かしていく体験は唯一無二。
時間を忘れて没頭できる、まさに「探索好きのための傑作インディー」と言えるでしょう。
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